完全栄養食として人気の「ベースブレッド(BASE BREAD)」ですが、アレルギーが心配という声も少なくありません。
この記事では、ベースブレッドに含まれるアレルギー物質、どのようなアレルギー症状が起こるのか、注意点や対処法について詳しく解説します。
ベースブレッドとは?
ベースブレッド(BASE BREAD)は、ベースフード株式会社が販売する「完全栄養パン」です。
1食2袋で1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できることを謳っており、ダイエット中や忙しい現代人に人気のある商品です。
プレーン・チョコ・メープル・カレーなど、豊富な種類が展開されており、手軽に栄養を補えるという点が最大の魅力です。
一方で、栄養が豊富な分、多くの原材料が使用されているため、アレルギーのリスクも無視できません。
ベースブレッドに含まれるアレルギー物質一覧

ベースブレッドの種類ごとに含まれるアレルギー物質は以下の通りです。
ミニ食パン・プレーン 小麦・卵・乳成分・大豆
ミニ食パン・レーズン 小麦・卵・乳成分・大豆
プレーン 小麦・卵・乳成分・大豆
チョコレート 小麦・卵・乳成分・大豆・ゼラチン
メープル 小麦・卵・乳成分・大豆
シナモン 小麦・卵・乳成分・大豆
カレー 小麦・卵・乳成分・大豆・牛肉・豚肉・りんご
こしあん 小麦・大豆・乳成分・卵
ミルク 小麦・卵・乳成分・大豆
ストロベリー 小麦・卵・乳成分・大豆
ミニ食パン・オレンジ 小麦・大豆・乳成分・卵・オレンジ
小麦、卵、乳成分、大豆の4つのアレルゲンは、すべての種類のベースブレッドに含まれています。
また、ベースブレッドの製造工場では、えび・くるみ・落花生・アーモンド・いか・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・鶏肉・バナナ・豚肉・もも・りんご・ゼラチン・魚介類などのアレルゲンを含む製品も生産しているため(種類によって異なる)、コンタミネーション(混入)のリスクもゼロではありません。
どのようなアレルギー症状が出る?

アレルギー物質に対して敏感な人が摂取すると、以下のような症状が出る可能性があります。
症状には個人差があり、軽度なものから重篤なものまで千差万別ですが、アレルギー症状で一番多いのは発疹、じんましん、かゆみなどの皮膚症状です。
とくに小麦アレルギーやナッツアレルギーを持つ人は注意が必要です。
少量でも反応することがあるため、成分表示を必ず確認してください。
アレルギー体質の人が気をつけたいポイント
アレルギーがある方やアレルギー体質のご家族がいる場合、以下のポイントに注意しましょう。
1. 原材料表示を必ずチェック

ベースフードの公式サイトでは、各商品の詳細な成分表示を確認できます。
ベースブレッドの袋にも成分表示とアレルゲン情報の記載があり、公式サイトのQRコードがあるので、購入する前に必ずチェックしましょう。
2. 少量から試す
アレルギーの有無が不明な場合は、少量から試してみましょう。
まずは一口だけ食べて様子を見るのが安心です。
3. 症状が出たらすぐ医療機関へ

軽い発疹やかゆみ、ちょっとした違和感でも、放置すると悪化する可能性があります。
そのような症状が出たときは、迷わず病院を受診しましょう。
4. 病院で受診できる時間帯に食べる
ベースブレッドにかぎったことではないですが、アレルギーのある人が初めてのものを食べるときは、できるだけ病院を受診できるときに食べるようにしましょう。
救急車を呼ぶほどではないちょっとした症状や違和感があるときに、すぐに病院で受診できるようにするためです。
アレルギーが心配な人のベースブレッドの選び方と対策
以下の対策をすることで、アレルギーリスクをできるだけ減らせます。
アレルゲンの少ない安全なフレーバーを選ぶ
プレーンやメープルはアレルゲンが少ないのでおすすめ。
チョコレートやカレーは他のベースブレッドよりもアレルゲンが多いので注意が必要です。
ベースフードに問い合わせる

不明点があれば、ベースフード株式会社のカスタマーサポートに直接問い合わせましょう。
成分や製造環境に関する最新情報を教えてもらえます。
安全にベースブレッドを楽しむために
ベースブレッドは手軽で栄養バランスの良い食品ですが、アレルゲンが含まれている食品であることは事実です。
特に小麦、卵、乳、大豆など主要なアレルゲンを含んでいるため、食べる前には必ず成分表示を確認しましょう。
ベースブレッドを安全に楽しむためには、アレルゲンの少ないものを少量から試し、症状が出たときにはすぐに病院を受診するようことが必要です。
ベースブレッドは、栄養成分やアレルゲンを正しく理解して活用すれば、健康的な食生活やダイエットの強い味方になります。
自分の体質と相談しながら、無理のない範囲で取り入れていきましょう。
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